安倍元総理の死去に伴う山口4区では元総理の後継を掲げた自民党の新人、吉田真次さんが当選しました。

自民党の新人・吉田真次さんが、5万1961票で初当選を果たしました。

初当選 吉田真次さん
「安倍先生の無念さを晴らすためにも、その志を実現をしていくためにも この国を守るために決意を新たに政治の道を歩んで参ります」

吉田さんは大阪府議会議員の秘書を経て下関市議会議員を3期務めました。

選挙戦では安倍元総理の後継を掲げ、憲法改正や拉致問題の解決などを訴えました。選挙戦を支えた安倍昭恵さんは、集まった支援者に「立派な国会議員に育ててほしい」と呼びかけました。

安倍昭恵さん
「主人もこの選挙戦の間ずっと、吉田さんのことを応援し、そして私のことも応援してくれていました。これからもきっと吉田さんの活躍をどこかで見守ってくれていると思います」


一夜明けて、吉田さんは事務所でお祝いの電話などに対応しました。

けさは7時半から市内3カ所の街頭にたってお礼の挨拶をしたということです。

吉田真次さん
「多くの方が車からお手を振ってくださったりあとはコンビニによった時に店員さんがきのうおめでとうございます。というふうな声をかけて下さってそうしたことで改めて当選ということを実感したということでありますね」

昨夜は、選挙中飲まなかったアルコールを口にしました。
いつもは発泡酒ですが奮発してビールを飲んだそうです。

事務所には安倍昭恵さんの姿もあり、祝福に訪れた支援者に吉田さんと一緒にお礼の挨拶をしていました。

吉田さんを支援してきた「安倍後援会」の伊藤後援会長は「役割を終えた」として後援会が解散するとの見通しを示していて、今後の組織づくりも課題です。

吉田真次氏
「事務所の体制はまだ今後どうなるかということを明確に持っているわけではありませんが支援をしていただく皆様の体制というのは私に年齢の近い人であったりあるいは新たなそうしたいわゆるサポートをしてくれる皆様、団体のつながりであったりとかそうしたものを通じ支援の輪をひろげていければいいんじゃないかなと思っています」

5万以上の票を重く受け止め精力的に活動したいと抱負を述べました。