切実に、食べてほしいという気持ちだけ…

記者:「普通の魚だったら食べる?」
魚津水族館 西馬和沙 飼育員:「そうですね。元気の良い子とか、速攻かぶりついちゃいます」「食べてくれー。ほら食べろ。エサだよ」「あー、嫌がって泳ぎ始めました。違ったみたいです」「残念、食べませんでした」「切実に食べてほしいという気持ちだけでエサをあげています」「元気に生きてほしいので、粘り強くエサをあげていくしかないかなと思います」


残念ながらこの日は食べませんでした。何も食べなくても、2か月は生き続けるという珍魚アカグツ。西馬さんの愛情あふれた試行錯誤は続きます。
