各地に生息するものの、生態は謎だらけ…

魚津水族館 西馬和沙 飼育員:
「富山湾ではあまり記録がない魚で、私8年仕事をしているんですけど、見たのは3回だけです。胸びれが非常に発達していて歩くように地面を移動することができます。体勢がヒキガエルのような体勢をしています」

胸びれと腹びれを器用に使い、海底を歩くように移動するというアカグツ。

日本各地に生息していますが、その生態は謎に包まれています。水族館を訪れた人は…。

観光客:「どういう種類の魚なんですかね…」
記者:「アンコウの仲間らしく」
観光客:「…全然動かないですね」

見かけに寄らず、おとなしい性格の魚のようです。

アカグツが水族館にやってきたのは今月9日。地元の漁師がほかの魚と一緒に網にかかっているのをみつけて、水族館に提供しました。