統一地方選挙の後半戦として高知県内6市町村の議会議員選挙の投開票が23日に行われました。このうち高知市議選の投票率は前回をさらに下回り、13回連続で過去最低を更新しました。

高知市議会議員選挙は34の定数に対し、43人が7日間の舌戦を繰り広げました。即日開票の結果、自民党の新人藤川裕介(ふじかわゆうすけ)さんが4109票でトップ当選したのをはじめ、現職22人、前職1人、元職1人、新人10人が当選しました。

投票率は34.85%と前回を1.70ポイント下回りました。高知市選挙管理委員会によりますと市議選の投票率は71.10%だった1975年(昭和50年)以降、過去最低を更新し続けていて、補欠選挙や市町村合併に伴う増員選挙を除き、13回連続となりました。

また、他の5つの市町村議選投票率も過去最低となりました。

※各市町村議選の投票率
高知市議選34.85%(前回比ー1.70)
室戸市議選63.61%(前回比ー1.75)
宿毛市議選64.06%(前回比ー4.43)
奈半利町議選73.17%(前回比ー2.71)
土佐町議選71.13%(前回比ー2.72)
北川村議選82.67%(前回比ー0.41)