安倍元総理の、後の議席を争う衆議院山口4区の補欠選挙は、JNNの出口調査や、これまでの取材などから、自民党公認の新人・吉田真次さん(38)の当選が確実となりました。

吉田さんは、下関市出身です。町議会議員の親せきの影響で、幼いころから政治に興味があったとし、関西大学法学部政治学科を卒業後、大阪府議会議員の秘書を務めました。

2011年に下関市議会議員に初当選し、その後3期務める中で、副議長などを経験しています。

安倍昭恵夫人や、安倍元総理の後援会の打診を受けて、国政へ今回初めて挑戦しました。選挙戦では、安倍元総理の後継を掲げ、憲法改正や拉致問題の解決などを訴えました。

吉田さんは「志半ばで命を奪われた安倍晋三先生の無念さを晴らしたい。そしてその思いや魂をみんなで引き継いでみんなで実現させていきたい。この気持ちで戦った選挙」と支援者を前に述べました。