来月のG7広島サミットを前に、G7労働雇用大臣会合がきょう(22日)から、岡山県倉敷市で始まりました。2日間の日程で「人への投資」をテーマに話し合われます。

倉敷アイビースクエアでけさからはじまった会議には、加藤勝信厚労大臣を議長にG7各国の閣僚や政府関係者が出席しています。

冒頭、加藤大臣は「人への投資」は「経費」ではなく「投資」であり、G7でこの認識を共有し、積極的に取り組みを進めていく必要がある、と述べました。

今回の会合では各国の労働人口が減少する中で、経済の活力をどう維持していくかといったことが課題として揚げられています。会議ではデジタル化などによる産業構造の変化に対応したリスキリング(学び直し)など、「人への投資」をテーマにした解決策が話し合われる予定です。

会合はあす(23日)までで、成果をまとめた大臣宣言が採択されます。