資産形成、何かしていますか?30代で資産形成の必要性を感じている人は約66%。経済ジャーナリストの後藤達也氏に聞きました。
“資産形成”何か考えてますか?

山本恵里伽キャスター:
私たちの資産形成について考えます。ここ最近いろんな値上げのニュースがあったり、先のことを考えるとお金のことを学ばないと、と思いながらもなかなか手をつけられていないのですが、喜入さんはどうですか?
喜入友浩キャスター:
結構積極的だと思っていたのですが。お金の話はあまりしないですもんね。
山本キャスター:
いろんなお金に対する思いというのは人によって違いますけれども、早速街の人に資産形成についてどういうふうに考えているのか聞いてみました。

Q.投資とかはどうですか?
20代女性
「投資は全く手をつけてない」「同じく(投資はしていない)」
30代男性
「どのように貯蓄をしていけばいいのか、自分自身もまだはっきり理解できてない」
20代女性
「銀行に入れてても全然利子がつかないので、NISAを始めました。自動的に引き落とされて積み立っていくので、やりやすいかなと思う」
20代男性
「ほとんど意識していない。貯蓄はそこまでしてない。副業で映像制作とか行っているんですけど、そっちの機材のお金に使ってしまう」
20代女性
「芸術系の大学に通っているんですけど、お金があるなら今だけできる経験にお金を使いたい。未来への投資よりは経験での投資をしたい」
30代男性
「基本的には日本の株とかもあるんですけど、外国の株とかをちょっと勉強して、そっちの方でバランス良くやっていきたいなと考えています」
20代男性
「あまり正直乗り気じゃないですね。勉強したとしても失敗するリスクとかを考えると、手を出しづらいかなと思う」
「資産形成の必要性感じる」30代は66%

喜入キャスター:
インタビューにありましたけど、今の自分に投資する時期っていうのも誰しもあるかもしれないですよね。一方でこんなデータがあります。資産形成の必要性を感じると回答した30代は66.3%だそうです。
山本キャスター:
VTRにもあったように、必要性は感じているけれどもなかなか手を出せない。貯蓄だけではやっぱり足りない部分があるんですね。
経済ジャーナリスト 後藤達也 氏:
去年かなり円安が進んで値上げも広がりました。円安を起点とした値上げだったと思いますが、これまで過去数十年は、あまり物価が上がらなくて、時にはデフレと言って物価も下がってる時期があったんですよね。こういうときだと預金で預けておいても大丈夫だったわけです。ところがかなり値上げが進んできてしまうと、100万円預けても1年後には100万円分買い物できないかもしれない。これが10年、20年経ってくるともっと積み上がってくるというような状況もあるので、投資をしておいた方がいいという意識は若い人たちにもかなり広がってきているところがあります。
ただ投資は難しいとか、なんか失敗して損するかも、やろうと思ってるけどそうこうしてるうちに時間が過ぎちゃったという人は結構多いと思います。
山本キャスター:
どこから勉強したらいいかわからないというのもあるんですよね。