染色したタオルを乾燥させる際に出る“大量のホコリ”を活用!今では20倍の売れ行きを誇る厄介者が「着火剤」に大変身です。

火を付けると、あっという間に燃え上がるカラフルな着火剤。
一見、綿のようにも見えますが、ある意外なものでできているんです。

西染工 商品事業部 福岡友也部長:
「ホコリを着火剤にしてます」

手がけたのは、今治のタオルなど繊維製品の染色加工を行う会社。染色したタオルを乾燥させる際に出た大量のホコリを活用しています。

福岡部長:
「たき火をしているときに、ふと逆転の発想で火花で火をおこして、たき火の火を育てる商品になるんじゃないかと。そのうち、着火剤だけに火がつけばいいかなと思ってたぐらい」

廃棄するだけの厄介者だった“ホコリ”が、今では発売当初の20倍以上の売り上げを誇る、今治の"誇り"になりました。