岩手県久慈市で養殖されているギンザケ、「久慈育ち琥珀サーモン」の今シーズン最初の水揚げが20日朝、行われました。
20日午前5時半ごろ、久慈港所属の第一白島丸の作業員が、沖合およそ3キロのところに設置された生簀から、網を使って魚を船に移しました。
「久慈育ち琥珀サーモン」は、2019年に始まった試験養殖を経て、昨シーズンから久慈市の新ブランドとして本格的な養殖が始まりました。
20日水揚げされたのは、およそ2000尾=3.3トンほどで、この冬は水温が昨シーズンよりも1度から2度高かったことから、エサの食いが良く、順調に育ったということです。
水揚げは7月末まで続く予定で、20日に水揚げされた魚は21日以降、切り身や焼き魚に加工されて岩手県内のスーパーの店頭に並びます。