ウクライナの検事総長がアメリカ議会の公聴会に出席し、これまでに確認されたロシア軍による戦争犯罪が8万件近くにのぼると明らかにしました。

ウクライナ コスチン検事総長
「これまでに8万件近い戦争犯罪の事例を登録しました」

ウクライナのコスチン検事総長は19日、アメリカ議会の公聴会で、去年11月にロシア軍から奪還した南部ヘルソンでもキーウ近郊ブチャで見られたような野蛮な犯罪が行われていたと明らかにしました。

また、ロシアが支配地域から2万人近いウクライナ人の子どもを連れ去ったほか、ロシアによる尋問でウクライナ批判を拒んだ600人以上の行方がわからなくなっていると証言しました。