岸田総理の演説会場で爆発物が投げ込まれた事件で、爆発物の“フタ”の部分が爆発場所から60メートルほど離れたコンテナにめり込んでいたことがわかりました。警察は爆発物の威力を調べています。さらに木村容疑者のものとみられるツイッターには、“選挙制度を批判”する投稿が繰り返し投稿されていました。
離れた場所でも感じ取れる爆発の衝撃。

今月15日、岸田総理の演説直前に爆発物が投げ込まれた事件で、新たにわかったことが…
大吉洋平アナウンサー
「あちらの(爆発)現場から約60メートル離れたこのコンテナの壁に、爆発したとみられる“筒のふた”の部分がめり込んでいたということなんです」

コンテナを直撃したのでしょうか。深さ5センチほどの穴が開いています。

これまでの現場検証で、爆発した筒の本体部分は、200人の聴衆の上を通過し、約40メートル飛んでいたことがわかっています。
そして、爆発した筒のフタの部分は、さらに遠くの60メートル余り離れたコンテナから見つかりました。高さ2メートルほどの部分にめり込んでいたということです。

また、捜査関係者によると、爆発せずに現場に残った筒の外側には、ナットのような部品が複数個取り付けられていたことがわかりました。威力を高めた可能性もあります。

依然、黙秘を続ける木村隆二容疑者(24)。犯行の動機は不明ですが、本人のものとみられるツイッターには…

木村容疑者のものとみられるTwitter
「岸田首相も世襲3世ですが、民意を無視する人が政治家には通常なれません」
選挙制度を批判する投稿が繰り返されていました。
警察もツイッターへの投稿について把握していて、動機との関わりを慎重に調べています。














