コロナ対策を政府に助言する専門家組織の会合が開かれ、全国の感染者は増加傾向にあり、「“第9波”が起きる可能性が高い」との見解が示されました。
加藤厚労大臣
「(オミクロン株の)『XBB.1.5』系統の占める割合が高まっているほか、これまでのワクチン接種や自然感染で獲得した免疫は、時間の経過とともに減弱していくとされております。今後、夏に向けて一定の感染拡大が生じる可能性も考えられる」
厚労省で開かれた専門家の会合では、全国の直近1週間の感染者数が前の週と比べて1.06倍となっていて、沖縄や石川など、33の都道府県で前の週より増加したとの分析が示されました。
出席した専門家からは、全国的に感染者の数が増加傾向である状況を踏まえると、「“第9波”が起きる可能性が高い」との見解が示されました。
また、国内でこれまでにコロナに感染した人の割合が海外と比べて低いことなどから「“第8波”より大きな規模になる可能性も残されている」としています。
そのうえで、コロナが「5類」となる来月8日以降も、「リスクが高い高齢者や基礎疾患を持つ人などへの対策は続ける必要がある」と強調しています。
注目の記事
寒暖差で危険“ヒートショック”「今年は明らかに救急患者が増加」の理由⋯風呂だけではない、自宅で起こる“3つの場所”医師に聞く対策は?

「爆発音も聞こえる」黒煙上げる住宅に飛び込み高齢男性を救出 勇気を支えた津波の経験と“ある警察官”との運命の出会い

【ミセス】「モヤモヤ」する青春が今のキラキラを作った—Mrs. GREEN APPLE 藤澤涼架が母校を訪ねて語った「原点」 【前編】

日本初の定着を確認 メスだけで “クローン増殖” する特定外来生物の生息地が拡大中

自転車で直進したいのに…交差点の一番左が「左折レーン」 どう通行すればいい? 警察に聞く「2つの方法」

コメが倉庫の天井近くまで山積みに… 「コメが余って売れない」 「年明け以降は価格下がる」 国の政策に振り回されたコメ業界









