新潟県議会の各党会派の代表者会議で、今月行われた選挙の当選者の所属が了承されました。無くなる党会派がある一方で、新たに結成された会派も出てきています。

19日午前10時から開かれた県議会各党会派の代表者会議。9日に行われた県議選の当選者が希望する党会派の所属申請が報告され、全て了承されたということです。

現在の党会派は、自民党が27人、野党系会派の未来にいがたが7人、非自民の無所属議員によるリベラル新潟が5人、公明党が2人、共産党が1人、無所属が9人です。

新たな構成は、自民党が32人、未来にいがたが9人、リベラル新潟が6人、新たに結成された真政にいがたが3人、公明党が2人、無所属が1人となります。共産党は県議選で議席を失い、1967年から続いた会派がなくなります。

人数が5人増え、32人となる自民党。現役の県連幹事長が落選するなど波乱を経験し、気を引き締めています。

【自民党県連 皆川雄二政調会長】
「我が党の県議がいなくなったところがあるので、そこの信頼回復に県議団としてしっかり活動していきたい」

【未来にいがたに所属申請 小林誠氏】
「巨大な自民党会派と戦うには、やはり会派の結束が一番であると思っています」

18日に現職と新人による顔合わせが行われた「未来にいがた」。
人数は、2人増えて9人となります。

【未来にいがた 大渕健県議】
「会派のパワーもアップして議会に臨んで行けると思いますので、一生懸命また議会を活性化できるように頑張っていきたい」

そして、新たに結成された「真政にいがた」。無所属の渡辺和光県議を中心に当選した新人県議2人が顔を揃えます。新会派の結成は2019年のリベラル新潟以来、4年ぶりです。

【「真政にいがた」を結成 渡辺和光県議】
「県民生活暮らしの安定を目指して3人力を合わせていけたら」
議員の入れ替えや新たな党会派の構成で迎える県議会。
県民の期待に応えられるのか、任期は今月30日からです。