カラスの繁殖期に合わせ、停電の原因となる巣が撤去されました。福島県会津若松市で行われた撤去作業では、電柱に作られたカラスの巣を高所作業車を用いて取り除きました。

カラスは、繁殖期の春を迎えると電柱など高い場所に巣を作りますが、巣の材料となる木の枝やハンガーが電線に触れると漏電し、停電する恐れがあります。そのため、東北電力では繁殖期の3月から6月にかけ、巣の撤去作業を行っています。

東北電力ネットワーク・丹野一幸さん「昨年と比べますと、今年は暖かくなる時期が早かったので、巣作りも早く始まった印象があります」

県内では、去年1年間に1900個あまりのカラスの巣が撤去されていて、東北電力では、停電を未然に防ぐため、巣の情報提供を呼びかけています。