きょう(19日)南風原町内の小学校などでは、地元の特産品を使った給食が提供されました。
「手を合わせて下さい。おいしい給食いただきます!」

4月19日は食育の日。南風原町内の10の小中学校・幼稚園の給食で提供されたのは、地元の特産品『南風原町産かぼちゃ』を使ったスープです。
きれいな黄色で甘い香りが漂う南風原町産かぼちゃスープ。気になるお味は…?
女の子「南風原かぼちゃを食べたことがなかったので、甘くてびっくりしました」
男の子「いつも食べているものと、違うかぼちゃの味がします。ホクホクしていて甘いです」
Q一番美味しかった給食は?
女の子「やっぱりかぼちゃスープです。南風原町の特産品を使っているから、めっちゃおいしい」
地元の特産品を地元の子どもたちに味わってもらおうと、JAおきなわが一昨年から実施しているこの取り組み。

ことしは200キロの南風原町産かぼちゃが寄贈され、町内の給食でおよそ5800食が用意されました。

南風原町のかぼちゃは県内生産量3位を誇り、2016年には拠点産地に認定された逸品。町のマスコットキャラクターにもなっています。
給食の時間にはJAおきなわ南風原支店の職員や農家も参加し、児童と一緒にかぼちゃスープを堪能しました。
JAおきなわ南風原支店 仲里誠支店長「特産品を子どもたち味わってもらうことによって、食と農のつながりを勉強してもらおうというのが一番の目的です。南風原=かぼちゃという認識をもっていただく良い機会となったのかなと思います」
児童たちに大人気のかぼちゃスープ。おかわりの列もでき、開始からおよそ10分で容器は空っぽに!
南風原町が誇る、かぼちゃ。児童らは食を通して地元の魅力を再確認した様子でした。