15日、和歌山市で岸田総理の演説直前に爆発物が投げ込まれた事件で、爆発物の一部=ふたの部分が、約60メートル先のコンテナで見つかったことが捜査関係者への取材で分かりました。
現場のコンテナの表面には、直撃したのか、穴が開いていました。
一方、これまでの警察の捜査で、現場で爆発した筒の部分は、約40m飛んでいたことが、わかっています。木村容疑者が投げた筒は爆発し、約200人の聴衆の上を通過して、倉庫にあたって跳ね返り、およそ40メートル離れた、いけすの網に落ちた可能性があるということです。
今回ふた部分が、さらに遠い場所から見つかっていたということで、爆発の衝撃の大きさがうかがえます。警察は殺傷能力などについて詳しく調べる方針です。
【写真を見る】爆発物の”ふた”が見つかったコンテナ 男が持っていた銀色の筒の両端には「ふたのようなもの」














