統一地方選挙の後半戦として18日、高知県内10町村で補欠選挙を含む議会議員選挙が告示されました。このうち選挙戦に突入したのは3町村で、黒潮町では立候補者が定数に満たない「定数割れ」となっています。
10の町村議会議員選挙の立候補の受け付けは午後5時に締め切られました。奈半利町、北川村、土佐町の3町村で選挙戦に突入。田野町、安田町、大川村、梼原町、三原村、東洋町の6町村で無投票となりました。また、黒潮町は定数14に対し、立候補者が13人と“定数割れ”となりました。県選挙管理委員会によりますと、議会議員選挙での定数割れは1991年の旧野市町議選と2003年の大川村議選に続き、過去3例目だということです。これを受け黒潮町の松本敏郎町長は。
(黒潮町 松本敏郎 町長)
「非常に残念に思っております地域の政治や政策に関心がなかったり興味がなかったりする状況がでているかもしれないのですので、それもしっかりとした対策を検討して、地域住民と一緒にこの町をつくっていかなければならない」
選挙戦となる3町村では今月23日(日)に投開票が行われます。