電力大手の社員らが競合他社の顧客情報を不正に閲覧していた問題で、経済産業省は関西電力など5社に業務改善命令を出しました。
不祥事のオンパレードの電力業界に経産省は厳正な処分に踏み切りました。
エネルギー庁 保坂 伸 長官
「信頼性に疑念を抱かせるものであり、極めて遺憾だ」
業務改善命令を受けたのは関西電力と九州電力、それぞれの子会社など5社です。
これら5社は、ライバルにあたる新電力の顧客情報を子会社を通じて不正に閲覧。このうち関西電力は、不正に得た顧客情報を自分たちの営業活動に悪用していました。
今回の不正閲覧以外にも関西電力など4社は、電力自由化後も「お互いのエリアの客には手を出さない」とカルテルを組んで自由競争を阻害したと指摘を受けたばかりです。
電力業界では大手7社が電気料金の値上げを申請中ですが、一連の問題は料金引き下げを目指した電力自由化の動きを骨抜きにする反則技です。
物価高の中、さらなる値上げへの理解を得られるのか。不祥事続きの電力業界は信頼回復に向けて生まれ変わる必要があります。
注目の記事
「この世のものとは思えない冷たさ。何度もあの手の感触を思い出す」アルバイト先の元同僚に殺害された17歳の娘 前編【2015年 江戸川女子高生殺害事件】

【災害担当記者が解説】「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表 私たちは何をすべき? きっかけは東日本大震災の2日前の地震だった

飲み会翌日は「先輩が立ったら立つ!?」暗黙ルールの数々…堅苦しい?必要不可欠?!ビジネスマナーに洗礼を受ける新入社員のホンネ

広島原爆の入市被爆者 70年後の体内からウラン検出 肺がん組織では「デスボール」確認 長崎大学研究グループ

【大繁殖】人口300人の島に300頭のイノシシ もともとは生息していなかったのになぜ?「泳いで来た」か…島民・行政で対策も数減らず 兵庫の離島で一体何が

重度の障がい「水頭症」6歳男の子が卒園式で語った“夢” 医師から「喋れるかわからない」と言われても、言葉を喋り、自らの足で歩き、兄の自覚も芽生え…1歩ずつ刻む成長の軌跡









