岸田総理の演説直前に爆発物が投げ込まれた事件を受け、5月に開催されるG7富山・金沢教育大臣会合でも要人警護のあり方が問われています。
15日、和歌山市で選挙演説直前の岸田総理に爆発物が投げ込まれた事件を受けて17日、新田知事は記者会見で次のように述べました。

新田知事:
「総理を狙った暴挙ということでありまして、遊説の場でそのようなテロ行為が行われたということ、これは断固として許せないことでありますし、強く非難したい」

この日は、5月12日から富山県と石川県で共同開催されるG7教育大臣会合へ向け、県警本部長らが出席して対策会議を開催しました。

なかでは、連絡体制を強化するため、開催日前日から県庁内に専用の連絡室を設置することが決まったほか、今回の事件を受けて新田知事が改めて危機管理を徹底するよう呼びかけました。

新田知事:
「多くの要人が今回、来県される教育大臣会合に向けまして、より一層気を引き締めて、万全の対応をしていかなければならないと改めて思っております」
G7教育大臣会合は、来月12日から15日までで前半2日間が富山市で開催されます。