卓球Tリーグの岡山リベッツで、創立当初からのメンバーだった森薗政崇選手がチームを退団することになりました。また、バレーボール女子の日本代表としても活躍した倉敷市出身の石井優希選手が現役最後の試合に臨みました。

(森薗政崇選手)「とても暖かいファンの皆さんに背中を押してもらって5年間頑張り切れたこと、本当に幸せに思います。ありがとうございました」

東京都出身の森薗選手は、Tリーグ初年度の2018年度からダブルスの名手として活躍。22年度シーズンもダブルスで10勝をあげるなど、キャプテンとしてリベッツを引っ張りました。自分をさらに大きく成長させるためにチームを離れる決断を下した森薗選手。現役を続けながら岡山での5年間を生かして次のステージを目指します。

(森薗政崇選手)「(リベッツの)羽場社長にいろいろな経営のことを教わったりだとか、(白神)監督に卓球のことや人とのコミュニケーションを教わったりだとか、卓球以外のところもすごく勉強させてもらったところがあるので、今後はプレーをやりつつ、マルチにいろんなことで自分を高めていきたいなと思っています」

一方、バレーボール女子の石井選手は、おととい(4月15日)の試合が13年間の現役生活最後の試合となりました。

(石井優希選手)「若い子たちに、私の背中を見てひとつでもいいから何か学んでもらえたらいいなと思ってプレーしました」

試合後は涙を見せた石井選手、13年間を振り返って。

(石井優希選手)「チームのみんなにも感謝していますし、こうやってたくさんのファンの方に最後まで足を運んで見てもらえたことが、私の現役のバレー人生にとってすごく自分で誇りに思うことです」