厳戒態勢が敷かれる中、世界の平和などついて協議するG7=先進7カ国・外務大臣会合が16日、軽井沢町で開幕しました。
世界の注目を集めるこの機会を生かそうと、阿部知事は県産の食材や酒をアピールしました。


岸田総理の演説会場で爆発事件が起きる中、厳戒態勢が敷かれる軽井沢町。

16日午後5時ごろ、JR軽井沢駅で阿部知事が出迎えたのは各国の外務大臣です。

歓迎式典では、子どもたちのバイオリンの演奏に合わせて、地元の小・中学生が大臣に花束を贈りました。
ワーキングディナーで開幕したG7=先進7カ国外務大臣会合。

議長国をつとめる日本の林芳正大臣は、海洋進出を強める中国や核・ミサイル開発を進める北朝鮮を念頭に、力による一方的な現状変更を認めないと主張。
協議ではG7の結束が極めて重要との認識で一致しました。

ワーキングディナーで提供されたのは、信州産の食材や地酒です。
県産のチーズや卵を使った茶碗蒸しに…



信州牛フィレ肉の炙り長野県メルロー醤油ソース、
信州サーモンの握り寿司や炒め野沢菜巻きなど多彩な料理が並んだといいます。


一方、国内外の報道関係者が集うメディアセンターには、県が県産のワインや日本酒、そばなどを試食できるコーナーを設置。

昨夜は阿部知事が信州の食材や観光について、英語を駆使してアピールしました。


■阿部知事
「各国の大臣お出迎えをさせていただきましたけど 長野県のことを知ってもらうという意味では県としてもありがたいことだと思ってますし 世界の平和を希求することは世界の皆さんの思いだと思いますので G7の各大臣の皆さんでしっかり話し合っていただきたい」