■MLB ドジャース 2×ー1 カブス(日本時間16日、ドジャー・スタジアム)
復帰戦で第1号を放ったカブス・鈴木誠也(28)が「4番・ライト」で先発出場、4打数1安打、2試合連続安打をマークした。
2試合連続で「4番・ライト」での出場となったカブス・鈴木。この日は黒人選手として初めてメジャーでプレーしたジャッキー・ロビンソン氏の功績を称え、メジャー全30球団で永久欠番となっている背番号「42」を全選手がつけてプレーする「ジャッキー・ロビンソンデー」となった。2回の第1打席、昨季、メジャーデビューしたドジャース先発、M.グローブ(26)のスライダーに空振り三振。
カブスは2回、無死一塁でドジャース7番・J.ヘイワード(33)がセンターへ大きな打球、これをカブスのセンター・C.ベリンジャー(27)がフェンスに寄りかかりジャンピングキャッチ。今季、ドジャースから移籍してきたベリンジャーがホームランキャッチを見せた。ライトの鈴木もすぐに駆け寄りグラブタッチ。敵地のファンもスタンディングオベーションで称えた。
4回、1死走者なしで迎えた鈴木の第2打席、1球目から積極的に手を出し、2球連続でファール。カウント0-2から3球目、外角低めのスライダーにハーフスイング、空振りを取られ2打席連続三振に倒れた。
鈴木は7回第3打席、ドジャース2人目、左腕のA.ベシア(26)と対戦。徹底的に内角を攻められたがカウント2-1から148キロのストレートを上手くさばきセンター前へ復帰後、2試合連続のヒットをマークした。続く5番・ベリンジャーの打席で今季初盗塁を試みたが、ドジャースのキャッチャーはWBCメキシコ代表のA.バーンズ(33)、完璧な送球で盗塁を阻止された。
1-0と1点リードの8回、2死満塁のチャンスで第4打席、ドジャース4人目、C.ファーガソン(26)のスライダーに苦しみ空振り三振。鈴木は4打数1安打、チームは9回2死二、三塁で抑えのM.フルマー(30)がヒットを打たれ、逆転サヨナラ負けとなった。