長野県と富山県を結ぶ「立山黒部(たてやまくろべ)アルペンルート」が、きょう全線で開通しました。

長野県側の玄関口となる大町市の扇沢(おうぎざわ)駅では、けさ、関係者がくす玉を割って開通を祝いました。

そして、海外から訪れた団体客などが電気バスに乗り込んで、黒部ダムに向けて出発しました。

きょうはあいにくの雨模様となったものの、観光客が残雪の立山連峰や黒部ダムをバックに写真を撮ったり、周辺の散策を楽しんだりしていました。

今シーズンは入国制限の緩和などもあって、海外からの団体客の予約も好調だということです。

立山黒部アルペンルートの営業は11月末までで、人気の黒部ダムの観光放水は6月下旬から始まります。