労働団体・連合新潟の牧野会長は13日、9日に行われた新潟県議会議員選挙で当選した推薦議員らに対し野党勢力の存在強化を求めました。

連合新潟 牧野会長(左)と県議選に初当選した八木清美氏(妙高市選挙区)

【連合新潟 牧野茂夫会長】
「遠くからすみません、ありがとうございました」

【県議選に初当選 妙高市選出 八木清美さん】
「この度はありがとうございました」


9日の県議選で連合新潟から推薦を受けて当選したのは、新人9人を含む18人です。13日は連合新潟や傘下の産業別労働組合の幹部らに議席獲得を報告しました。

燕市西蒲原郡選挙区で初当選した柴山唯氏

【県議選に初当選 燕市西蒲原郡選出 柴山唯さん】
「しっかりと戦ってまいりました。がむしゃらにやりましたら、何とかトップで当選できました」

県議会は最大会派の自民党に対し、野党系会派「未来にいがた」と非自民の無所属議員で構成する「リベラル新潟」とありますが、連合新潟の牧野茂夫会長は「推薦した県議の皆さんには、議員同士の連携に向けて努力してほしい」と呼びかけました。

報道陣の取材に答える連合新潟 牧野茂夫会長

【連合新潟 牧野茂夫会長】「分かれていては大きな自民党の会派には勝てないという状況ではありますから、18人まとまれば、本当にそれなりの数ではないかなと思っております」

牧野会長は、「地域事情や議員の考えは尊重する」とした上で、18人が一つの会派を作れば副議長や委員長を野党系議員が担える可能性があるとの認識を示しました。