東京都は新型コロナの最新の感染状況を分析するモニタリング項目を公表しました。新規感染者が増加していて、「感染の再拡大が始まっている」として注意を呼びかけています。

東京都が公表した最新の新型コロナの感染状況の分析では、直近7日間平均の新規感染者が1105人と、7週間ぶりに1000人を上回りました。また、減少傾向が続いていた入院患者も増加に転じたということで、専門家は「感染の再拡大が始まっている」と分析しました。

また、都が実施しているウイルスのゲノム解析によりますと、これまで主流となっていたBA.5の割合が9.8%と大きく下がっている一方で、アメリカで感染が拡大しているXBB.1.5が33.2%まで増加しているということです。

東京都は「基本的な感染防止対策を継続する必要がある」と注意を呼びかけています。