仮想現実=VR映像を通して岩手県内の沿岸部を旅行体験できるアプリが3月から公開されています。大手電気通信会社と開発に協力した三陸鉄道が13日、会見で機能を紹介しました。

 このアプリは3月27日に公開されたもので、KDDIが開発した「XR Door」と呼ばれる仮想現実アプリをダウンロードすると、スマートフォンの画面上で三陸鉄道での旅を疑似体験することができます。
 13日は三陸鉄道とKDDIが会見で活用をPRしました。
 アプリではスマホの動きにあわせて車内を360度見渡すことができるほか、車窓からは宮古市の浄土ヶ浜など景勝地の風景を眺めることができます。
 KDDIは東日本大震災で被害を受けた県沿岸部の観光振興を図ろうと開発に取り組みました。
 アプリは来年3月31日まで無料で公開されています。