三重県志摩市で県内で最も早く収穫される日本茶の茶摘みが始まりました。

13日に茶摘みが始まったのは、海に囲まれ冬でも温暖な三重県志摩市の越賀地区です。

露地物としては県内で最も早く収穫されるこのお茶は「越賀茶」と呼ばれ、程よい渋みと甘みが特徴の特産品です。

小さな丘陵地で約80軒の農家が栽培していますが、全て手摘みで朝から5センチ程に育った新芽と茶葉を手で丁寧に収穫していました。

ことしは3月中旬に暖かい日が続いたため生育も順調で、初摘みは去年より5日早くなりました。

約1トンの収穫が見込まれますが、リピーターからの注文が多いため、ほとんどが予約販売で売り切れるということです。収穫は来週まで続く見込みです。