妊娠中や育児中の親の孤立を防ぐため、オンラインを活用した新たな取り組みが始まりました。

長野県内で保育事業を行う一般社団法人「信州子育てみらいネット」が会見で発表したのが、「オンライン保育園」の開設です。

12日からプレオープンしていて、対象は、妊娠中から乳幼児の子どもを持つ親たち。
オンラインで、親同士の交流や、専門家への相談ができるほか、子ども向けの読み聞かせの配信もあります。
■オンライン保育園・唐木さやか園長 「絵本の読み聞かせや先生のピアノ伴奏に合わせた歌を楽しんだりと園生活に少しずつ慣れることができる」

月額2500円で、ホームページで登録を受け付けています。
子育てを巡っては、出産前の手続きや育児などに関する相談先がわからないといった親の孤立化が喫緊の課題となっていて、国は、妊娠から出産・子育てまで一貫して対応する「伴走型相談支援」に力を入れています。