ウクライナへの軍事支援などに関するアメリカの機密情報が流出したとされる問題について、ウクライナの国防相は「真実と偽りの情報が混在している」と指摘しました。

アメリカメディアによりますと、流出したのは、ロシアによる軍事侵攻を受けアメリカやNATO=北大西洋条約機構が行ったウクライナへの軍事支援などに関する機密情報とされます。

この問題について、ウクライナのレズニコフ国防相は…

ウクライナ レズニコフ国防相
「真実と偽りの情報が混在している」

12日、訪問先のスペイン・マドリードでの会見で、情報には「真実と偽りが混在している」と発言、真実の情報だとしても古い内容であり、もはや意味を持たないと強調しました。

また、ウクライナでNATO軍が活動しているとの情報は「真実ではない」と否定したほか、情報流出については、アメリカとそのほかの国々との間の信頼のレベルを低下させることが狙いだと指摘しました。