黄砂が引き起こす“花粉爆発”に要注意!

花粉の季節でもあり、今度は黄砂ということで、ツイッターのトレンドワードも黄砂関連のものが多くあがりました。

ツイッタートレンド
#黄砂の影響 #雨のち黄砂 #黄砂と花粉 #黄砂のせい #大規模黄砂 #花粉爆発 #日本飛来 #部屋干し

各情報番組で取り上げてますけれども「花粉爆発」という言葉。これは今に始まったことではなくて昔から言われていることではありますが、SNS上では…

SNSの声
「やーっとやーっと花粉が落ち着いてきて症状出なくなったのに黄砂とかやめてくれー花粉爆発とかまじやめてくれー」

「ひのきか?イネか?って思ってたら花粉爆発というパワーワードが黄砂!おまえかー!!」

花粉爆発について埼玉大学 理工学研究科 王青躍教授に話を伺いました。

花粉の大きさは約20~30μmで、黄砂が4μmと圧倒的に小さいのです。花粉はある程度大きいので、マスクなどで遮断できていました。しかし、花粉に黄砂などが付着すると、花粉の表面が傷つき、イメージ通り“破裂”してしまい、細かい粒子が爆発的に飛散してしまいます。湿度が高いと、より爆発しやすいということです。

ホランキャスター:
雨でも確か花粉は爆発するので、このあと雨+黄砂となると、より大変になりますね。

井上キャスター:
より爆発しやすい条件が整っていると言えるのかもしれません。

花粉の粒子が細かくなると、気管支や肺にも侵入してしまうということが厄介です。

花粉症の人はより重い症状に、今はまだ花粉症ではないという人でも、より体の深いところに入っていくので、花粉症の症状が出やすくなる。気管支炎などを発症する恐れもあるということです。

ホランキャスター:
農作物への影響はいかがでしょうか?

食べチョク代表 秋元里奈さん:
今回はまだ影響は出ていませんが、過去の例だと、ビニールハウスに黄砂がついてしまって、日射量が減ってしまうことが懸念されているのが10年ぐらい前にありましたね。

農家は、外で農作業をしているので、花粉症の人とかだと、かなり大変なので気をつけてくださいというアナウンスが出ていますね。

ホランキャスター:
より一層、作業をしづらい環境になりそうですね。

秋元さん:
暖かくなってきて作業をしやすくなってきているタイミングで、一般の人も外に出やすいタイミングだけどマスクは手放せなくなってしまいますね。