感染対策で行われてきたマスクの使用が個人の判断となったことを受け、山形県は、余ったマスクを回収して必要な場所に配布する事業を12日からはじめました。

山形県・吉村知事「専用の収集ボックスを設置し箱単位で未開封の不織布マスクの引き取りをする」

新型コロナの感染症法上の分類が来月8日に5類になることで今後脱マスクが進むと見られる一方、高齢者施設や医療機関では引き続きマスクの使用が推奨されています。

そこで県は、不要になったマスクを回収し、必要な施設に配布する「福祉マスクドライブ」を12日からはじめました。

対象は不織布マスクで、箱に入った未開封のものに限り、来月31日まで県庁や各総合支庁などで回収します。

吉村知事「提供してもらったマスクは福祉施設など提供したいと考える。県民のみなさんの善意のご協力をお願いする」

県は、マスクの集まり具合をみて配布方法を調整するとしています。