山梨県道志村の長田村長の親族が村長選で不正投票をした問題で、地元の団体が12日、村長に質問状を提出しました。回答内容によってはリコールも検討するということです。
道志村の長田富也村長の親族4人は2021年7月の村長選で嘘の転入届を提出して不正に投票したとして公職選挙法違反の罪で裁判所から罰金の略式命令を受けました。
この問題を受け、12日に村内の2つの団体が村長に質問状を手渡しました。
質問状では、なぜ関係者に法令の周知を徹底しなかったのかなど5つの点を質し、4月19日までに文書で回答するよう求めています。
道志村 長田富也村長:
今もらった所だから見て検討して自分なりに考えて、返答するかどうかはそれから考えます。
質問状を出した団体 佐藤光男代表:
回答次第では2回、3回質問があるかと思います。リコールも念頭に入っています。
住民:待っています。
道志村 長田富也村長:何を待っているの?
住民:回答です。
道志村 長田富也村長:だから検討するって言ってるでしょ。
なお、長田村長はこの選挙で11票差で当選しています。