午後6時15分の岡山市内の情報カメラの映像です。きょう4月12日の空は、いつもと違いました。「花粉症の上にさらに…」ということで大変だった方も多いかもしれません。全国の広い範囲に黄砂が飛来し、岡山・香川でも観測されました。
(平松咲季記者リポート)
「午後2時の岡山市北区です。山には、ご覧のように白いもやがかかっていて、稜線が霞んで見えます」
RSK山陽放送本社の電波塔から撮影した映像です。黄砂は、中国大陸の砂漠などで舞い上がった砂が偏西風に乗って運ばれてくるもので、例年、春によくみられる現象です。
気象台によりますと、きょう(12日)午前から、北日本~西日本の広い範囲にかけて黄砂が飛来していて、岡山市北区津島では午後2時時点で視界が8kmになりました。
あす(13日)も、岡山・香川の広い範囲で視界が10km未満になり、ところによっては5キロ未満となる予想です。気象台は、洗濯物に砂が付着したり、交通機関に影響が出たりする恐れがあるとして、注意を呼びかけています。