9日に投開票が行われた富山県議会議員選挙の当選証書付与式が12日行われ、新人10人を含む40人に当選証書が手渡されました。自民系の新人議員9人のうち7人は、最大会派の自民党議員会に所属する意向を示しています。
12日行われた県議選の当選証書付与式。当選者一人一人に県選挙管理委員会の堀内康男委員長から当選証書が手渡されました。
今回の県議選は定数40に対し57人が立候補。10の選挙区で選挙戦となり、新人10人、現職25人が当選したほか、3つの選挙区で無投票で5人が当選しました。
このうち、自民党は改選前から1議席増の33議席となり、無所属の新人2人も含め計35議席になる公算です。
高岡市選挙区 嶋川武秀氏:
「いよいよきょうから県議会議員という立場で、非常に重たい責任をお預かりしたというのを改めて感じました」
氷見市選挙区 光澤智樹氏:
「皆様の支えがあってこそ、当選証書を受け取ることができたと認識しております。こういった感謝の気持ちを忘れることなく、初心を大事に、これからの議員活動しっかりと4年間働かせていただきたいと思っております」
富山市第1選挙区 尾山謙二郎氏:
「非常に身が引き締まって、そんな気持ちです。頑張ってまいります。皆さんの声を受け止めさせていただいて、そこについて真っ向勝負で取り組んでまいりたいと思ってます」
射水市選挙区 瀧田孝吉氏:
「射水市議会議員の時も当選証書はいただいてましたが、また違った重みがあるなと思ってます。地域に一番身近な代弁者として活動していくことに変わりはないと思っています」
所属会派届け出の締め切りは今月14日で、自民系の新人議員は最大会派の自民党議員会か、新田知事に近い第2会派の自民党新令和会に所属します。
チューリップテレビの取材では、自民系新人9人のうち、嶋川、立村、鍋嶋、光澤、瀧田、寺口、谷村氏の7人が、自民党議員会へ所属する意向を示していて、尾山、大井氏は現時点で保留としています。
新しい県議の任期は今月30日から4年間です。