新潟県佐渡市で養殖サクラマスの出荷が始まりました。今年のサクラマスは去年より大きく、脂が乗っているということです。

佐渡市両津湾の和木漁港で水揚げされたのは、丸々と太ったサクラマス。沖合500メートルのところにあるいけすで養殖されていたサクラマスです。

サクラマスをこれだけの規模で養殖しているのは日本海側でここだけだということです。

餌や燃料費、輸送費が高騰しているため、価格は例年より高めということですが、今年は去年より大きく育っていて上品な脂がたっぷりのっているということです。

【弓ヶ浜水産 岩原慶郎さん】「鮮魚店やスーパーで是非手に取っていただきたいですし、飲食店でメニューにあればぜひ食べて春を感じていただけたら。今年は、最高の出来栄えです」

12日だけで2500匹、およそ4.5トンが出荷されました。出荷は、来月まで続き、全国に向けておよそ60トンの出荷を見込んでいます。