アメリカ・ブリンケン国務長官は記者会見で、軍事的に台頭する中国を念頭に「南シナ海でのいかなる脅迫や強制にも反対する」と述べました。

アメリカとフィリピンは11日、ワシントンで2+2=外務・防衛担当の閣僚協議を開き、中国が軍事的に台頭する中、両国の防衛協力を強化することを確認しました。

両国が2+2を開催するのはおよそ7年ぶりで、終了後の記者会見でブリンケン国務長官は、中国を念頭に「南シナ海でのいかなる脅迫や強制に対しても反対し、フィリピンと協力していくことを再確認した」と述べました。

一方、ブリンケン長官は中国の気球がアメリカの上空を飛行したことが明らかになり、延期になった自らの中国訪問について「条件が整えば検討する」と述べました。