ウクライナ側の大規模な反転攻勢に向けた動きも指摘される中、ロシアでは40万人規模とされる契約軍人の募集が始まっています。
記者
「大型スーパーマーケットの入り口にも募集のポスターが貼られています」
地元メディアなどによりますと、ロシア国防省は今月から契約軍人の募集を開始。年末までに40万人の増員を目指すとしています。
対象は18歳以上、報酬は軍事作戦の地域では、月、日本円でおよそ34万円からとなっています。
市民
「興味ないです。(Q.報酬34万円から…)それなら行くかもね」
「経済状況が悪化すれば、仕方なく行く市民もいると思います」
去年の動員では多くの国民が国外に脱出するなど混乱が広がったこともあり、プーチン政権は今回、あくまで「志願兵」の位置付けで兵員を補いたい考えですが、独立系メディアなどは地方当局に対し、事前に採用人数が割り当てられていると報じています。
11日には、兵役の招集令状をインターネットで通知可能にする法改正案が可決されるなど、兵員確保への動きが活発化しています。
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