教育現場から消える名札 新しい試みも…

良原キャスター:
名札といえば、学校の名札も見直しが進んでいます。

防犯上の観点などから名札を廃止する学校も増えてきているんですが、他にも、名札自体は学校で保管して、校内でのみ着用、登下校時は外す対応をとっている学校もあります。

さらに、こんな工夫をしている学校もあるんです。滋賀県の長浜市立高月中学校。

2022年からブレザータイプの制服を導入して、胸ポケットから布がでており、そこに名札を出し入れができるということです。

これでしたら紛失防止にもなりますし、ブレザーに直接、安全ピンを通すわけではないので、生地が傷まないというメリットもあるということでした。

この中学校の先生にお話伺いました。名札の必要性についてです。

滋賀 長浜市立高月中学校の教頭
「学校内での教師・生徒のコミュニケーション、登下校時のけがや事故など緊急事態の際にすぐに名前が分かるという観点では名札は必要」

ホランキャスター:
名札だけではなくて、持ち物の見えないところに名前を書くようにするなど、防犯の観点から様々な意識改革が近年行われていますよね。