長野県佐久市の4つの小学校が統合してできた臼田(うすだ)小学校で開校式が行われ、校歌を作曲した森山良子さんがサプライズで登場し、開校を祝いました。

真新しい体育館で行われた佐久市・臼田小学校の開校式。

児童数の減少や施設の老朽化から臼田地区の4つの小学校が統合され、校舎も新設されました。

(児童会長・大工原悠晴さん)
「僕は新しい臼田小学校を、全校が毎日通いたいと思えるような学校にしたい」

学校は、2年生が2クラス、他の学年は3クラスずつの、全校児童583人でスタートを切りました。

門出を祝うサプライズゲストとして登場したのは。歌手の森山良子さん。
親しい知人がいて何度も佐久市内を訪れていた縁もあり、校歌の作曲を託されました。

(森山良子さん)
「私も自分の小学校の時の校歌を今でも口ずさみます。そんな校歌になったらいいなと思って作りました」

題名は「いつも希望はここにある」。
森山さんが実際に臼田地区を訪れ、およそ150年の歴史がある4つの小学校に足を運んで作った曲です。
(森山良子さん)
「歌っていうのは、だんだん時間が経つにつれて自分の体の中に浸透していくものだと思うので、時間をかけて皆さんで温めて、可愛がって面白がって、楽しんで歌っていただければ嬉しいなと思います」

それぞれの学校で練習を重ねてきた子どもたち。
新しい友達と一緒に、力強いハーモニーを体育館に響かせました。















