気象台によりますと、黄砂は西日本にはきょう(12日)午前からあす(13日)昼ごろにかけて、東日本にはきょう昼ごろからあさって(14日)未明にかけて、広い範囲で飛来する見込みです。
これは、雪解け後の大陸の黄土地帯で舞い上がった土や砂が上空の風に運ばれてくるためで、きのう(11日)午前9時現在で、中国の華北・東北区では視界が2キロ未満となっているところもあったということです。













国内では北日本から西日本の広い範囲で視界が10キロ未満、ところによっては5キロ未満になる予想となっています。今後街で視界がかすむ恐れもあり、交通への影響も懸念されています。
(【写真を見る】に、きょう12日(水)からあさって14日(金)未明までの黄砂解析予測図を掲載しています)
黄砂が飛来するエリアでは、洗濯物などを屋外で干す際は注意が必要です。またアレルギー体質や呼吸器に疾患がある方は十分に注意してください。