ロシアのカムチャツカ半島にある火山で、日本時間の10日夜大規模な噴火が発生したとして、気象庁は10日午後11時過ぎ、この噴火に伴う日本への津波の影響があるかどうか調査中であると発表しました。
気象庁によりますと、日本時間の10日午後10時10分頃、ロシアのカムチャツカ半島にあるシベルチ火山で、規模の大きな噴火が発生したということです。この噴火を受けて、気象庁は現在、日本への津波の有無について調査しています。
この噴火に伴って津波が発生して日本に到達する場合の到達予想時刻は、最も早い場合、北海道の太平洋沿岸で10日午後11時半頃だということですが、これまでのところ、海外や日本国内の観測点で目立った潮位の変化は観測されていないということです。
ただし気象庁は、日本への津波の有無についてはまだ調査中だとして、今後の情報に引き続き注意するよう呼びかけています。
去年1月、南太平洋のトンガ諸島の海底火山で大規模噴火が発生した際には、日本の沿岸で津波のような大きな潮位の変化が観測され、津波警報や津波注意報が発表されました。
この時は、大規模噴火によって大気が大きく乱されて生じた気圧波と沿岸の地形など複合的な要因が重なったため、大きな潮位の変化がもたらされたと考えられています。
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