今回の県議選の結果を、政党はどのように受け止めたのでしょうか?

投開票から一夜明けた10日午前、自民党県連ではさっそく党議が開かれました。
公認候補で28議席、推薦した候補が1議席を獲得し、定数53の過半数に達しましたが…

【自由民主党新潟県連 桜井甚一幹事長】
「微妙なところですよね、勝った負けたで言ったらやや負けたに近いのかな。最高責任者である私が、こういうみっともない形になってしまったことが象徴しているんじゃないでしょうかね」

県連の桜井幹事長をはじめ、胎内市、加茂市、上越市で現職議員が落選。
また複数の選挙区で保守系候補が分裂し、今後の選挙に向けて課題が残る結果となりました。
なお桜井幹事長は、落選を受けて政界引退の意向を示しているものの、来月20日に予定されている県連大会で新任が決まるまでは幹事長を続投するとしています。

一方の立憲民主党県連も結果はふるわず、公認・推薦合わせて7人の候補者のうち、当選したのは現職1人、新人1人のみでした。

【立憲民主党新潟県連 米山隆一幹事長】
「現状維持から少し上がっただけなので、非常にいい成果が出たとは言えないが、と同時に非常に悪かったということでもないと思っています。これからまた頑張っていくという結果だと思います」

県連幹事長の米山隆一衆議院議員は「党の地力を伸ばすと同時に、選挙戦でのSNSの活用など、今回学んだ教訓を生かして体制づくりをしていきたい」としています。
