長野市の国宝善光寺から盗まれたびんずる尊者像が、再び本堂に安置されました。

びんずる尊者像は、正午すぎに善光寺本堂の元の場所に運ばれました。

その後、読経が響く中で覆っていた白い布が取り払われ、一般に公開されました。


「びんずる尊者像」は高さ80センチ余り、「おびんずるさん」とも呼ばれ、病気になった人が、自分の患部と同じところを触れることで、病気を治してもらえると信じられていて、参拝者の多くが、びんずる尊者にあやかりたいと像に触れ、「撫仏(なでぼとけ)」とも呼ばれています。