バレーボールVリーグ女子のV1・V2入替戦となるチャレンジマッチが、おととい(8日、昨日(9日)と新潟県長岡市で行われました。V1で11位だった岡山シーガルズですが、2連勝で残留を決めました。
2試合の結果で勝敗を決めるV・チャレンジマッチ。おととい(8日)の第1戦でシーガルズは、レギュラーシーズンで不調だったレフト・金田の強烈なスパイクや、タナッチャのブロックなどで群馬銀行を突き放します。初戦は3対0のストレート勝ち、第2戦で1セットを取れば残留が決まることになりました。
(川崎祐一記者)「初戦を制して俄然有利になったシーガルズですが、勝負事は何が起こるかわからない。そんな選手たちを後押ししようときょうも大勢のサポーターがこの長岡にやってきています」
(サポーター)「東京から。きのういい勝ち方をしたのできょうもいい流れで行けるんじゃないかなと思います」
(サポーター)「もちろん岡山から。きょう集大成ですから、絶対勝ってもらって1部残留をしっかり」
ところが第1セット、後が無くなった群馬銀行のギリシャ代表・ハンタヴァらのアタックに押される展開となったシーガルズ、最後もバックアタックを決められこのセットを落としてしまいます。
しかしシーガルズはここから崩れません。続く第2セットではセンターから長瀬!、さらには2日続けての先発起用にこたえた金田のスパイクなどで得点を重ねセットを取り返します。結局2連勝でV1残留を決めたシーガルズ。勝利の瞬間、選手たちの顔には喜びとほっとした様子が浮かんでいました。
(会見 川島亜依美主将)「結束力がいかに大事かというのを本当に痛感したシーズンだった。皆さんの期待にこたえられるようなチームになっていけるように、これから頑張っていきたい」
(会見 河本昭義監督)「今年は試練の年で、これからが楽しくなるだろうというところで温かく見守ってほしい」
何とかV1の舞台に踏みとどまった岡山シーガルズ。この苦い経験を生かすことが、来シーズン以降の上位浮上には不可欠です。