松野官房長官は、アメリカで実刑判決を受けていた旧統一教会の創設者・文鮮明氏が1992年に来日した際、上陸特別許可がおりた理由について、刑の確定後7年が経過していた事など「諸事情を総合的に考慮した結果だ」と説明しました。

松野官房長官
「上陸特別許可の拒否判断につきましては、個々の事案ごとに上陸を希望する理由、該当する上陸拒否事由の内容、上陸拒否事由が発生してから経過した期間、内外の諸情勢、その他諸般の事情を総合的に考慮しています」

松野官房長官は衆議院・決算行政監視委員会でこのように述べるとともに、文鮮明氏が1992年に来日した際、上陸特別許可がおりた理由について「入国状況については、つまびらかではない」と強調しました。

そのうえで、当時の国会の答弁を引用し、▼刑の確定後7年が経過していたこと、▼入国目的が朝鮮半島、北東アジアの平和のあり方について国会議員と意見交換すること、▼1週間程度の短期間の滞在で布教活動はしないことなどの制約がなされていたと説明しました。

文氏の入国については、当時、自民党副総裁だった金丸信氏の便宜で認められるようになったことが韓国政府保管の文書から明らかになっています。