長野県議会議員選挙は9日投票が行われ、選挙戦となった12の選挙区で40の議席が決まりました。
女性は過去最多と同じ11人が当選しました。

このうち妻を殺害した容疑で自民党の現職県議が逮捕された塩尻市では、ともに無所属で、新人の丸山寿子(まるやまとしこ)さんと現職の続木幹夫(つづきみきお)さんが当選し、自民党は議席を失いました。

各政党の公認候補の当選は、無投票選挙区も合わせると、自民党が26人中22人で改選前から後退しました。

立憲民主党は3人全員、公明党も全員当選で初の5議席に。
共産党は6人が当選し交渉会派に復活しました。

日本維新の会と参政党は届きませんでした。

女性は過去最多と同じ11人が当選しました。

■飯田市・下伊那郡区で初当選 竹村直子さん)
「72年ぶり(の女性)ということで余計に頑張らなきゃいけないなと思います。女性の代表として」

■東御市区で初当選 佐藤千枝さん)
「安心安全で暮らしていけるか考えた時に、施設をつくるのも大事だが今その前に
やることがある」

投票率は44.47%で、前回を3.1ポイント下回り、戦後最低を更新しました。