統一地方選の前半戦となる新潟県議会議員選挙は、9日に投開票が行われ、自民党が28議席を獲得して過半数を維持しました。
また無投票を含め、19人が初当選となっています。
【自民党 吉田孝志さん】
「4月10日、とっても素敵な朝となりました。きのうまでの選挙戦大変ありがとうございました」

新潟市議から鞍替えした自民党の吉田孝志さんは、新潟市中央区選挙区で2万1199票を獲得し、トップで初当選を果たしました。
10日朝には、当選の喜びを噛みしめながら市民に挨拶しました。
【自民党 吉田孝志さん】
「私たちの街新潟市にはたくさんの資源がありますし、たくさんの宝があります。いままで新潟市政の中で学ばせてもらっていた経験を、ぜひ県政といった場で学ばせていただいて、力を合わせて繋いで、それぞれのポテンシャルを上げていきたい。そして新潟市が新潟県をリードしていけるような、そんな街にしていきたい」

県議選では無投票を含め、19人の新人が初当選となりました。
公認候補で見ると、53の定数のうち、自民党が28議席を獲得して過半数を維持しました。議席を守った公明党と1つ増やした立憲民主党がそれぞれ2議席で、国民民主党は1議席を維持。共産党は議席を失い、維新の会は議席獲得はなりませんでした。

燕市・西蒲原郡選挙区では、自民党県連の幹事長を務める桜井甚一さんが涙をのむという波乱がありました。

なお投票率は46.38%で、前回(4年前)を3.39ポイント下回りました。
これまで最も低かった前々回も下回る、過去最低を更新しました。