城下町・盛岡の歴史を伝える「もりおか歴史文化館」の来館者数が9日、250万人を達成し記念のセレモニーが行われました。

 250万人目の来場者となったのは、岩手県滝沢市から訪れた元居明さん一家です。9日は節目の達成を祝う記念のセレモニーが行われ、もりおか歴史文化館の柴田道明館長から南部鉄器やトートバッグなど記念品の目録が手渡されました。盛岡市は谷藤裕明市長は「今後も盛岡市の歴史文化の伝統として、多くの人々に親しまれる施設を目指していきたい」と述べました。元居さん一家は花見に訪れた際に立ち寄ったということです。

(元居さん)
「まさか自分たちが選ばれると思っていなかったのでちょっとびっくりしています。県内外の人に盛岡の魅力を知ってもらうために、とてもいい施設だなと思っていました」

もりおか歴史文化館は2011年7月に開館し、2015年に100万人、2020年に200万人の来館を達成しています。最近ではニューヨークタイムズの2023年に行くべき場所の一つに盛岡市が掲載されたことで、外国人の来館者が大幅に増えているとのことです。