■MLB ドジャース2ー8カブス(日本時間15日、ドジャー・スタジアム)

左わき腹を痛め、WBCの出場を辞退したカブス・鈴木誠也(28)が開幕12試合目で今季初出場。「4番・ライト」で先発し、第4打席で第1号を放つなど5打数1安打(1打点)で復活をアピールした。本塁打は昨年10月2日のレッズ戦以来。

1か月半のリハビリを経て、マイナーでは4試合に出場し13打数4安打の打率.308、1本塁打、2打点と調子を上げてメジャー復帰戦に臨んだ。

1回の第1打席、昨季、エンゼルスで大谷とチームメイトだったドジャースの先発、N.シンダーガード(30)の初球を弾き返したが、遊ゴロに打ち取られた。第2打席は、3番・I.ハップ(28)が先制タイムリーを放ち、2死二塁で追加点のチャンスだったが2球目のカットボールを打って中飛に抑えられた。第3打席は空振り三振と快音が聞かれず。

8回の第4打席はドジャース3人目のA.ジャクソン(26)を相手に、直前でここまで2安打のハップが2号ソロを放つと、続く鈴木は2球目152キロのストレートを左中間スタンドに叩き込み、復帰第1号は2者連続アーチとなった。9回の第5打席は一直。

カブスはこの日、合計5本のホームランなどで8-2と、ドジャース3連戦の初戦を白星で飾った。