近代日本画の巨匠・横山大観の特別展が長野市の美術館で始まりました。


長野市の水野美術館で8日から始まった横山大観展は、美術館の開館20周年を記念して企画されました。

入口で出迎えるのは、三保松原と富士山を描いた、大観と下村観山合作の作品。


幅7メートルほどの迫力ある金屏風で、岩絵具を擦りつけるような大胆な松が際立ちます。


また、飯田市出身の菱田春草との合作では、雲や波の移ろいを色彩の濃淡で描き、幻想的な情景を表現しています。


横山大観展は、一部の展示を入れ替えて5月28日まで開かれています。